口は出さず金を出す 安芸高田市 NO.91 

雑記

お世話になります。おもしろい記者会見を見ました。

広島県安芸高田市長である石丸伸二氏(41歳)の定例記者会見だ。

最近は賛否両論の噴出している市長のようだが、逆にとらえれば、積極的に動いている証拠でもあろう。

詳しいことは存じ上げないが、どうやら、中国新聞社とは敵対関係にあるようだ。

なかなか、やるな、

今回興味を持ちましたのは、市長が発表したふるさと納税の使い道である。

同市へのふるさと納税の寄付金が、昨年より10倍ほどアップし2億円ほどを越したとのこと。

使い道は、教育に関することにしているそうだ。市内の学校の体育館にエアコンをなるべく早くに設置する、机や椅子の更新などの更新に5,000万円ほどかかる見込みであるが、その費用などに使用し、教育に関しての予算計上を考えているとの見解を表した。

また、今回、市内の2つの高校(吉田高校、向原高校)の生徒会長に各100万円を渡して、自由に使ってもらおうという考えを示した。生徒会長の裁量で好きに使ってもらう。ただし、議会への報告が必要なため、使った結果は市に報告することは必要。しかし、使い道に口出しはしない。

完全に使途は任せる。

この案を考えた理由を2つ述べた。

1つ目は、

今年の8月に市内のイベントで食のコンテストがあり、二人の生徒会長に参加してもらい、食レポのコメント力や立ち居振る舞いが実に立派であったため、大人と遜色なく、大人の手前の自由な発想で活用してもらえるのではないか、と感じたこと

2つ目は、

議会の中の一般質問のなかで、議員に話した自らの言葉、『誰かに動いてもらいたいのであれば、口は出さなくていいから金を出せ』と話したことを有言実行してみたいから。

生徒会長の裁量で、学校の為、生徒皆の為に、この街の為に使ってもらいたいということだ。

これは、面白い発想だ。どのようになるか非常に興味が出てきた。

このような予算の実行は今まであったであろうか?

昔、各市町村に1億円をばらまいたことが国の予算であったが、聴いたことがない。

さて、

生徒たちは何を望むのか? 何を考えるのか? どのように決めるのか?

先生職員たちはどのように決定に関与するのか?

親御さんの反応は?

でもね、一番悩むのは、生徒会長の二人だろうな?

無難な使い道を望むもの、身勝手な使い道を望むもの、いろいろな考えがでてくるだろうなー。

これをまとめ上げ、実施には多くの人たちの協力が必要なのは想像でき、悩むだろうなー、大変だろうなー

任されたはいいが、大変だぞ。

でも、これを幸せな形で使えたら、大きな経験と成長になるだれも経験したことがない大きな経験にもなるだろうな。

その経験がいずれ、市や国の為になるような仕事につながるようになるんだろうなーと勝手に期待もしてしまう。

頑張れ生徒会長!!

あ、そういえば、

記者会見で出席した記者からは、誰もこのことについての質問がなかったな。

あったのは、時事通信社より市長のYOUTUBEの収益への質問であった。

9月の収益が936,346円あり、そのことについてである。昨晩YOUTUBE LIVEでスパチャが72万円ほど投げ銭があったそうだが、今後の行うのか?定期的に行うのか?雑収入になるのか?などであった。

ちなみに、YOUTUBEの収益は市への収益とし、ているそうだ。

今後も目が離せない!!

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