復興のスピードと頑固

 日帰り温泉の薬湯の湯に入っていたらおじいちゃんらしき人物が同じ湯に入ってきた。らしきというのは、身体と顔の見た目からの判断である。そこで なぜかふと戦後復興から何年経ったのか、この人は戦争世代なのかもしくは戦後すぐに生まれた方なのかと頭を巡った。そこで、昭和三十年で70代ぐらいだろうかか考えている中で仮に昭和35年65才として、昭和35年ってまだ終戦から15年しか経ってないんだよね。どんだけ日本が貧しかったのか、不便だったのか考えてしまった。東日本大震災から16年経って地域によっては復興の途中だ。実際に福島の原発付近に近寄るとそれを実感する。戦後は経済も技術力も今ほどではなかっただろうから、どれだけ大変だったかに思いをはせてしまった。昭和50年代でも戦後30年だ。日本人のたゆまぬ努力と精神力に考え深さと感謝の念にたえない。子供の頃じいさんが頑固だった。よくけんかした。他愛もないことだったと思う。もっと優しくしてあげられなかったものかと思ってしまった。じいさん世代はみんな頑固なイメージだ。命の危険と隣り合わせの世代なんだ、多少頑固でもよかったよね。