お世話になります。
為替が対ドルで150円ほどを推移しております。円安に振れると一般的に上がるといわれているのが金です。
下記は最近のチャートです。(田中貴金属参照)
右肩上がりに上がっていますね。2000年ごろなどは1グラム=1000円を切っていたことを考えますと、2024年03月01日 09:30公表(日本時間)同社の店頭小売価格(税込)で、1g=10,905 円ですので、24年で10倍の大暴騰です。
わたくしは、そのころから金には注目しておりましたが、実際に投資はしておりませんでした。
当時、廣済堂出版から高橋靖夫氏著書の『金復活』(2001/03発売)を拝読し、これから金の高騰を感じていたこともあります。わたくしなりに本書からの理解は、アメリカによる、パクスアメリカーナの復活を目指すべく、アメリカは金を大量に保有するために金を買い続けていること、また各国も同様に、金保有量を増やしておりということで、金価格が高騰するということである。
同書では、1トロイオンス(約31.1035g)で6,000ドルを予想し、1ドル=360円とも予想していました。
2001年3月の平均為替相場は、121.503です。
当時の予想を、当時のgで換算すると下記になります。
為替を約121円として、121円×6000ドル÷31.1035g≒23,341円/g
しかも為替を360円と予想しておりましたので、
360円×6000ドル÷31.1035g≒69,445円/g
当時の金価格1,000円ほどでしたので、同じ為替の場合で23,000円、360円という金本位制当時の円安の場合ですと70,000円を予想していたことになります。当時としては大胆な予想であったと思われます。
では、23年後の現在どうなっているか。ご覧いただいた通り、10倍の爆騰です。
2万円は超えておりませんが、1万円越えです。着々と上がっております。
現在の情勢を踏まえた新著を期待したいところですが、同氏は2009年12月に既に逝去されておりますのでそれはかなわず。今の金価格の高騰を同氏はどのようにとらえ、今後をどのように予想されるのかをお聞きしてみたかったです。
現在、わたくしが拝読しております著書の一人に、副島隆彦氏がおります。
2022年、当時は7,900円前後⇒12,000円を予想、
2023年、当時は9,400円前後⇒30,000円を予想しております。
上記は、副島氏の著書が発刊された月の価格をチャートに記載してみましたが、今後どうなるか注目してます。
勉強の前に腹ごしらえ